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サプライヤーのセキュリティ対策が企業の信頼を決める時代

  • #サプライチェーン
サプライヤー、仕入先、調達先、ベンダー、委託先、子会社——企業を取り巻く取引先のいずれもが、サイバー攻撃の“入り口”となり得る時代です。とりわけ広範なサプライチェーンを構築している企業ほど、リスクは複雑化し、管理の難易度も高まります
 
いまや「自社のセキュリティ対策」だけでは不十分。取引先のセキュリティ体制や対策状況を適切に見極め、どう管理するかが、企業の信頼性と事業継続性を左右する重要な経営課題となっています

なぜ今、サプライヤーのセキュリティ対策が問われるのか? サイバー攻撃の新たな焦点 ― サプライチェーンリスク

サイバー攻撃の脅威は、もはや企業単体の問題ではありません。攻撃者は、セキュリティ対策が堅牢な大企業を直接狙うよりも、「調達先」や「委託先」など、比較的セキュリティ対策が手薄な取引先を突破口として利用します。そこから本丸である企業ネットワークへの侵入を試みるケースが急増しています
 
このような“間接攻撃”は、企業自身のセキュリティ対策がどれほど強固であっても、サプライチェーンのどこかに脆弱性があるだけで、全体の防御が崩れてしまうという現実を突きつけています。
 
特に「卸売業者」や「子会社」など、広いネットワークを持つ企業では、複数の取引先を通じて情報やシステムが連携しているため、リスクの構造が複雑化しやすい傾向にあります。
 
実際、一つの委託先が攻撃を受けたことで、被害が複数の企業へ連鎖的に広がる事例も報告されています。サプライチェーン全体を標的とする攻撃は、今や現実に存在する重大な脅威です。
 
このような背景から、企業は「自社を守る」だけでは充分ではありません。「サプライヤー」「ベンダー」「仕入先」「調達先」「委託先」「子会社」など、取引先のセキュリティ対策まで守備範囲を広げる必要があります。
 
サプライチェーンのどこか一箇所でも脆弱性があれば、そこが突破口となり、企業全体の信頼やブランド価値が損なわれるリスクが高まります。今、企業に求められているのは、取引先を含めた“面”でのセキュリティ対策です。サプライチェーン全体を俯瞰し、リスクを可視化・管理する視点が不可欠となっているのです

取引先のセキュリティ対策調査が進まない理由と現場の実情

サプライチェーン全体のセキュリティ対策が求められる中、実際の運用はどのように行われているのでしょうか。
 
近年、多くの企業が「仕入先」や「ベンダー」に対して、セキュリティ対策状況の調査を実施するようになっています。調達先や委託先のリスクを把握するためには、情報収集が不可欠であり、その手段としてアンケート形式の調査が一般的です。しかし、現場ではこの調査が大きな負担となっているのが実情です
 
まず、依頼する企業ごとにフォーマットや質問内容が異なるため、回答側は毎回、社内情報を整理し、関係部署と確認しながら対応しなければなりません。一方、依頼する側も、複数の取引先から返ってくるバラバラな形式の回答を集約・分析するのに時間がかかり、効率的なリスク評価が難しい状況です。
 
このような非効率なやり取りが繰り返されることで、調査そのものが「形だけの対応」になってしまうケースも少なくありません。一度提出された情報が更新されないまま放置され、実際のセキュリティ状況との乖離が生じることもあります。
 
結果として、継続的なリスク把握や改善につながらず、調査本来の目的が十分に果たせていないという課題が浮き彫りになっています
 
次のセクションでは、営業現場での実体験を踏まえ、よりスマートな情報共有のあり方について掘り下げていきます。

サプライヤーのセキュリティ対策アンケートの非効率:現場が語るリアル

営業の現場にいると、顧客から「セキュリティ対策に関するアンケート」への回答依頼が頻繁に届きます。特にここ数年は、サプライヤーやベンダー、委託先といった立場で、さまざまな企業から同様の調査依頼を受ける機会が格段に増えました。
 
しかし、実際に対応する立場として感じるのは、その“非効率さ”です。依頼元ごとにフォーマットや質問内容が微妙に異なり、せっかく社内で標準化した回答フォーマットがあっても、顧客ごとに指定された様式に合わせて、内容を一つひとつ記載し直さなければなりません。
 
この作業は、単なる事務作業にとどまらず、関係部署への確認、最新情報の取得、場合によっては必要に応じた証跡資料の準備など、想像以上に手間と時間がかかります。担当者としては、商談対応や提案準備の合間に対応する必要があるため、どうしても後回しになりがちです。その結果、回答の精度が下がったり、提出が遅れてしまうケースも少なくありません。
 
さらに、毎回同じような質問が繰り返されるにもかかわらず、顧客ごとにニュアンスや要件が異なるため、常にゼロから対応しなければならない状況が続いています。「またこの質問か」と思いながらも、回答内容を調整する必要があるため、ミスや抜け漏れのリスクが高まり、現場負担は大きくなる一方です。
 
こうした経験から、現場として痛感するのは、「もっとスマートで客観的な情報共有の仕組みが必要だ」ということです。取引先ごとにバラバラな調査依頼や回答作業を繰り返すのではなく、標準化された評価指標や、第三者による客観的なセキュリティ評価を活用すれば、双方の負担は大幅に軽減されるはずです
 
次のセクションでは、こうした課題を解決するために求められるアプローチについて、より具体的に考えていきます。

アンケートでは限界:サプライヤーのセキュリティを継続管理する仕組みとは

サプライチェーン全体のセキュリティを守るためには、取引先のリスクを“点”ではなく“面”として捉える視点が欠かせません。「サプライヤー」「調達先」「ベンダー」など、関係企業を一括で管理するためには、まずそれぞれのセキュリティ状況を“見える化”することが重要です。
 
従来のように、契約時や年に一度のアンケート調査だけでは、急速に変化するサイバーリスクに対応しきれません。単発のチェックではなく、常時モニタリングによって継続的にリスクを把握し、早い段階で対策を講じる体制が求められています。そのためには、外部から客観的に評価できる仕組みの導入が効果的です
 
第三者が提供するセキュリティスコアや、継続的に更新される評価ツールを活用すれば、企業は効率的かつ信頼性の高いリスク管理を実現できます。こうしたアプローチは、調査手法の標準化にもつながり、依頼先側の回答作業の負担軽減にも寄与します。セキュリティ対策を“仕組み化”することで、企業間の信頼構築もよりスムーズに進めることが可能になるのです。

これからのセキュリティ対策に求められる視点

サプライチェーン全体のセキュリティ対策は、もはや企業の信頼性と競争力を左右する重要な経営課題です。「卸売業者」「子会社」「委託先」などを含む取引先全体を、一つの防御壁として捉え、継続的に強化していく視点が求められています。
 
セキュリティ対策の水準は、取引条件や商談の成立に直結する要素となり、「安心して取引できる企業かどうか」が、ビジネスの成否を左右する時代になりました
 
こうした背景の中で注目されているのが、「SecurityScorecard(セキュリティスコアカード)」です。
このツールは、世界中の企業のセキュリティ状況を外部からスコア化し、客観的かつ継続的に評価できる仕組みを提供します。調達先やベンダーのセキュリティレベルをひと目で把握できるため、従来のような煩雑なアンケート調査や個別確認の手間を大幅に削減できます
 
また、スコアはリアルタイムで更新されるため、最新のリスク状況を常に把握でき、契約前の判断材料としても、契約後のモニタリングにも活用可能です。
 
現場でも、SecurityScorecardを提示することで、顧客からの信頼を得やすくなり、商談のスピードと質が向上します。セキュリティ対策を“守りの投資”ではなく、“攻めの戦略”として位置づける企業にとって、SecurityScorecardはまさに新しいスタンダードとなるツールです。
 
電通総研は、SecurityScorecardの国内一次代理店として、企業のサプライチェーンセキュリティ強化を支援しています。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、以下の関連情報をご確認ください。
 
セキュリティ・リスク・スコアリングシステム「SecurityScorecard」:
https://security.dentsusoken.com/ssc/
「SecurityScorecard」関連資料ダウンロード:
https://security.dentsusoken.com/download/ssc/
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