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eラーニングプラットフォームで成功するセキュリティ教育

  • #セキュリティ教育

eラーニングプラットフォームが求められる背景

近年、働き方の多様化やサイバーリスクの高まりを背景に、企業における人材教育の重要性が改めて注目されています。特に情報セキュリティ教育の分野では、「年に一度きりの研修」では十分な効果が得られず、継続的かつ実効性のある教育が求められるようになっています。
 
こうした状況の中で注目されているのが、eラーニングとそれを支える教育プラットフォーム「LMS」(Learning Management System)(以下、LMS)の活用です。紙ベースの資料や集合研修から脱却し、オンラインで教育を“継続的に運用できる仕組み”にすることで、受講率の向上や行動変容につながるだけでなく、教育の継続性や運用効率の面でも大きなメリットがあります。
 
ただし、eラーニングとLMSを同じものとして捉えている方も少なくありません。実際には、eラーニングは「教材」や「学習体験」を指す一方で、LMSはそれを継続的に管理・運用するための仕組みです。教材があるだけでは教育は定着しません。仕組みとして運用することで初めて“学び”が組織に根付いていきます。
 
本記事では、eラーニングとLMSの違いや補完関係を整理しながら、LMSの技術的な仕組み、業界別の活用事例、そしてセキュリティ教育における課題と改善の視点を紹介します。

eラーニングとは?今さら聞けない基本と企業での活用

〇eラーニングの定義と特徴

eラーニングとは、インターネットなどのデジタル技術を活用して、時間や場所にとらわれずに学習できる教材や学習体験を指します。
  • 動画教材
  • クイズ形式のコンテンツ
  • シナリオ型トレーニング
  • 実践的な疑似体験コンテンツ など
これらのコンテンツを受講者は自分のペースで学習できます。一方で、企業側も進捗や理解度を把握しやすいため、多様な教育手法として活用されています。

〇企業で導入が進む理由

企業の人材教育といえば、かつては紙の資料や集合研修が主流でした。しかし、働き方の多様化やグローバル化、リモートワークの普及などにより、従来の教育手法では対応しきれない場面が増えています。
 
こうした変化に対応するために、企業の教育現場では「eラーニング」の活用が急速に進んでいます。2025年 産業能率大学総合研究所の調査(https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/research-report/2025/02/26-01.html)では、企業の75.4%がeラーニングを導入しており、2019年比で17.8ポイント増加しています。特に「多くの従業員に、広く学ぶ機会を提供するため」という目的が最も多く選ばれており、eラーニングはすでに標準的な教育手段となりつつあります。

〇eラーニングのよくある課題と限界

とはいえ、現場ではこんな声も聞こえてきます。
  • 「多忙な従業員の時間を奪ってまで実施する必要があるのか?」
  • 「一度受けても内容を覚えていない」
  • 「自分ごととして捉えられない」
つまり、受講者のモチベーション維持や行動変容の促進には工夫が必要であり、単に教材を提供するだけでは十分な効果が得られないケースもあります。
 
だからこそ、eラーニングは「教材」だけでなく、それを継続的に運用・改善する“仕組み”が必要です。その仕組みがeラーニングプラットフォーム「LMS(Learning Management System)」です。

eラーニングプラットフォーム(LMS)とは?機能と役割を整理

eラーニングが「教材」や「学習体験」を指すのに対し、LMS(Learning Management System)は教育を“継続的に運用できる仕組み” です。

〇LMSの基本機能

LMSは教育の運用に必要な機能を一元的に提供するプラットフォームです。
  • 教材配信(動画・SCORM・テストなど)
  • 受講管理(誰がどこまで進んだか)
  • 理解度の可視化(テスト・レポート)
  • 学習データの蓄積と分析
  • 通知、督促の自動化

〇なぜLMSが必要なのか?

教材があるだけでは、教育は定着しません。教育担当者が管理負荷なく、継続的に運用できる仕組みがあってこそ、学びは組織に根付きます。
 
LMSの導入で、教育担当者は「誰が、どの教材を、どれだけ受講したか?」を把握できるようになり、受講率や理解度の分析が可能になります。これにより、教材の改善や次の教育計画の立案に時間を割くことができ、管理業務の負荷を大きく軽減できます
 
たとえば、受講率が低かった場合には「教材が長すぎたのか?」「内容が難しかったのか?」といった要因分析が可能になり、次の施策に活かせます。こうした分析と改善のサイクルが回ることで、受講者側も「自分の学習が組織に活かされている」と実感でき、モチベーションの向上につながります。
 
さらに、教育の成果がデータとして可視化されることで、経営層への報告や予算化もしやすくなります。LMSは、教育を“仕組み化”するための有効な手段であり、管理者・受講者・経営層それぞれにとって、教育の質と効率を高める可能性を秘めています
 
では、LMSはどのように現場で活用されているのでしょうか?情報セキュリティ教育を中心に、教育の“仕組み化”が企業にもたらす変化を見ていきます。

eラーニングプラットフォームの活用事例(セキュリティ教育)

eラーニングとLMSは、競合するものではなく、むしろ補完し合う関係にあります。eラーニングが「教材」や「学習体験」を提供するのに対し、LMSはそれらを“継続的に運用・管理する仕組み”として機能します。両者を組み合わせて、教育の質と効率を高めることが可能になります。
 
実際、eラーニング+LMSの活用は、業種・職種を問わず広がっています。ここでは、情報システム部門やセキュリティ部門の方々にも参考になる、情報セキュリティ教育の活用シーンを中心に紹介します。

・情報セキュリティ教育:すべての業種に共通する課題

企業規模や業種を問わず、情報セキュリティ教育は今や欠かせない取り組みとなっています。eラーニングで最新の脅威や対策を学び、LMSで受講状況や理解度を可視化することで、社内ポリシーの浸透や内部監査対応にも活用されています。
 
特に、従業員数が多い企業では、LMSによる一元管理が教育の効率化に貢献しています。とはいえ、LMSは大企業だけのものではありません。従業員数が1000名以下の企業でも、情報セキュリティ教育の仕組み化を目的として導入されるケースが増えています。教育の質や継続性を重視する企業にとって、LMSは規模を問わず有効な選択肢となっています
 
ある中堅企業では、情報セキュリティ教育にLMSを活用した結果、担当者からこんな声が聞かれました。
 
「以前は年1回の集合研修だけで済ませていましたが、受講者の記憶にも残らず、実際の行動に結びついていないと感じていました。LMSを導入してからは、定期的なトレーニングや模擬訓練を通じて、社員の意識が明らかに変わってきました。進捗や理解度を見える化できるのも、改善につながる大きなポイントです。」
 
このように、LMSは単なる管理ツールではなく、教育の“質”と“継続性”を支える仕組みとして、企業規模を問わず価値を発揮しています
 
こうした情報セキュリティ教育の取り組みは、何もIT企業だけの話ではありません。法令遵守が求められる金融業界や、安全管理が重要な製造業でも、同様のニーズが高まっているのではないでしょうか。
 
では次に、セキュリティ教育の現場で起きている課題を整理し、改善の方向性について考えていきます。

セキュリティ教育における課題とeラーニングプラットフォームによる改善策

「また催促きちゃったな…」
「忙しいのに、なんとか時間を作って受講したけど…正直、何を学んだか覚えてない…」
 
そんな“ぼやき”が、セキュリティ教育の現場では珍しくありません。
 
セキュリティ教育は、企業にとって重要な取り組みであるはずなのに、実際には受講自体が目的になってしまっているケースが多く見られます。年に一度の集合研修やeラーニングを形式的にこなすだけでは、社員の行動に変化は起きません。さらに、受講率が伸びない、効果測定ができない、現場からは「自分には関係ない」という空気感。セキュリティ教育が“自分ごと”になっていないことも、大きな課題です。
 
こうした状況を打破するには、教育を“イベント”ではなく“文化”として根付かせる必要があります。つまり、単発の研修ではなく、継続的に運用される仕組みが求められているのです。ここで重要になるのが、教育プラットフォーム(LMS)の存在です。LMSを活用して、受講状況や理解度を可視化し、行動変容を促す仕掛けを組み込むことが可能になります。
 
たとえば、模擬フィッシングメールによる訓練や、定期的なクイズ形式のトレーニング。こうした“実践に近い体験”を通じて、受講者の意識と行動に変化をもたらすことができます。教育の成果がデータとして蓄積され、改善のサイクルも回りやすくなります。
 
セキュリティ教育は、もはや「やるべきこと」ではなく、「組織の文化」として育てていくもの。
 
ここまで読んでくださった方には、きっとその必要性を感じていただけたのではないでしょうか。最後に、こうした教育を“成功に導く”ためには何が必要なのか。教育プラットフォームが果たす役割について、改めて整理してみたいと思います。

eラーニングプラットフォーム導入で、セキュリティ教育を成功させる4つの要因

セキュリティ教育を“文化”として根付かせるには、ただeラーニングとLMSを導入するだけでは不十分です。教育を「成功に導く」ためには、4つの重要な要因を押さえておく必要があります。

① 継続的な教育設計:1回で終わらせない

セキュリティ教育は、単発の研修では定着しません。継続的な設計があってこそ、意識と行動の変化が生まれます。たとえば、年1回の研修に加えて、月次のミニトレーニングや、定期的な振り返りコンテンツを組み合わせることで、学びが“習慣”になります。

② 行動変容を促す仕掛け:体験型の学び

知識を伝えるだけではなく、実際の行動に結びつける仕掛けが必要です。模擬フィッシングメールによる訓練や、シナリオ型のトレーニングなど、“体験”を通じた学びが、記憶に残りやすく、現場での判断力を高めます。

③ データに基づく改善:見える化とフィードバック

教育の成果を可視化できなければ、改善もできません。受講率、理解度、行動変容の兆しなどをデータで把握し、次の施策に活かす。こうしたサイクルが回ることで、“ただ運用するだけの教育”から“従業員のセキュリティ意識が進化する教育”へと変わっていきます。

④ 組織全体での取り組み:トップの関与と現場の巻き込み

教育は現場任せでは続きません。経営層が「なぜやるのか」を語り、現場が「どう活かすか」を考える。トップのメッセージと現場の実践がつながり、教育は組織の“文化”として根付きます
 
 
こうした要素を支えるには、教育を仕組みとして運用できるeラーニングプラットフォームの存在が不可欠です。教材を届けるだけでなく、継続的な教育設計や行動変容を促す仕掛け、データに基づく改善、そして組織全体を巻き込む取り組みまでを一貫して支援できることが求められます。
 
こうした課題を解決するための具体的な選択肢として、当社は、SaaS型のセキュリティ意識向上トレーニングプラットフォーム「KnowBe4」(ノウビフォー)と、アウトソース型セキュリティ訓練プラットフォーム「AironWorks」(アイロンワークス)の提供を通じて、従業員のセキュリティ意識向上を支援しています。各ソリューションの詳細については、以下のリンクからご覧いただけます。まずは資料をご覧いただき、セキュリティ教育の取り組みのヒントにしていただければ幸いです。
 
セキュリティ意識向上トレーニングプラットフォーム「KnowBe4」
https://security.dentsusoken.com/knowbe4/
アウトソース型セキュリティ教育サービス「AironWorks」
https://security.dentsusoken.com/aironworks/
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